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｢…ふんっ｣
まぁ誰かと一緒にいるのも
悪くはないかな
｢…ふふっよろしくね、天使さん｣
本当は名を名乗るべきと言われるんだが
人間には教えるなとも言われていたから
あえて名前は伏せていた。
━━━━━━
━━━
それから数週間
｢だいぶよくなったわ｣
｢━…だな、もうそろそろ大丈夫だな｣
ふぅ…
ここ数週間
心臓に悪いことばかりだったし
なによりだ
｢…あと少しか｣
｢あ…｣
そうだ、こいつとは
あと少ししかいられない
｢…まぁ元々人間と天使は話す事態間違ってるからなぁ｣
｢…不思議だよね、ありがとうね…お話の相手になってくれて｣
｢…あぁ｣
悲しそうな笑みを浮かべる君
頼むから悲しそうな顔をしないでくれ
｢ありがとう、こちらもかくまってくれて｣
助かったとお礼をいうリンに対しミクは笑いながらリンにいった。
｢私決めたんだよ｣
｢ん？｣
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