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ミクは手当が終わり片づけながらリンに告げた。
「私、お母様が言っていた婚約受けようと思う」
「…え?」
胸の奥が何かが切り裂かれるように
ズキズキと胸が痛む。
「は、なに言って…あんなに嫌がってたじゃねぇかよ」
リンはわなわなとしながらミクに言うがミクは笑いながらリンにいう。
「1人はやっぱり寂しいし誰かと一緒にいないとだめだって改めて思ったのよ」
ミクは私が頑固なだけという。
だけどその顔は心から結婚というのを喜んではいない目をしていた。
「…ありがとう、天使さん」
「……」
あぁ、胸がいたい
これはこれは一体何なんだよ
……ははっ
ようやく分かった
自分は人間のミクに恋をしてしまったんだ
でもそれは天使にとっては禁忌
しってるさ
でもそれでも
君が好きだ
、
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