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禁断の果実
あれから羽の具合もずいぶんよくなり
その中婚約者との仲もずいぶんよくなった彼女。
ここ数日あまりかまってもらってないようなそんな気がする。
━…好き
胸が日に日に熱くなり溢れてくる。
するとある日突然
ミクはドレスを自分に見せてきた。
「見てみて、天使さんウェディングドレスよ」
そういいながら喜び
鏡の前に立ち
喜びを確かめる。
真っ黒いドレス
君には白よりやっぱりそっちがあってるよ
「…天使さんも随分よくなったよね」
「…あんたが毎日手当てしてくれたおかげだよ」
そういいリンは立ち上がり
翼を広げる
白く輝く翼にミクは息をのむ。
美しいとミクは心からそう思うのだった。
「…ミク?」
「…あ、うぅんなんでもないわ」
そっかもうそろそろお別れか
悲しいな天使さんと離れちゃうの
最後ぐらい名前は聞けるとうれしいなぁ
、
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