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過去
君と別れたのは数ヶ月前。
君は少し人間界を調査するんでと僕にいいにきた。
「リン、もうすぐ式をあげるんだよ」
「カイト、それはあと1ヶ月先、大丈夫カイトすぐにチャチャっと済ませてカイトのタキシード選んであげるから」
2人は元から婚約者でリンが
年頃になったら式をあげるという約束だった。
けれどカイトはまだ早いんではと言ったが早い方がと周りからのすすめで今に至っている。
「怪我しないでね、ちゃんとご飯食べるんだよ?」
「過保護だな、カイト大丈夫あたしは丈夫だから」
「リン様、支度ができましたよ」
「ありがとう」
声を聞きドアに向かうリン。
できれば行かせたくない。
今日は胸騒ぎがするから。
それに気がついたのか
リンは振り向きカイトに近寄りカイトに笑いかける。
「大丈夫だよ、寂しん坊のカイトのためにもなるべく早く帰ってくるから、ね?」
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