第3書 永夜の館

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ここは竹林… 久 「ここは………」 久は竹林の中をずっと歩いていた。 久 「なんか……変だ……」 久はこの竹林は普通では無いことに気づいていた。 しかし詳しいところまでは分かってはいなかった。 久 「とりあえず行けるところまで行ってみよう…」 再び歩き始めようとしたその時。 「何やっているの?あなた」 声がした。 「あなた…見るかぎり外の世界の人ね」 ブレザーを着ている女の子がやって来た。そしてなにより印象があったのはその女の子の頭には兎の耳があることだ。 久 「う…!」 恐怖心が出てしまったのか一歩後退をする。 「安心して、私はあなたに手を出したりしないよ」 どうやら助けに来てくれた見たいだ。 「ところであなたはなんでここに?」 久 「実は……」 久はここに来た以前の事を全て女の子に話した。
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