好奇心

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イヤと言えばしつこくお願いされる。 首を縦に振らない限りは付いて来る。 しんどい女だ。 「もう分かったよ!行きますよ!!その代わりに補習をしてよね!!」 彩の留年、マジ危うい。 「え~~!!絶対にムリ~」 どこがムリなんだ……。 「でもアンタ本当にヤバいんだよ!!三年に上がれなかったらチョー恥ずかしいし、寂しい思いするんだよ~。お願いだから補習を受けてよ」 と私は手を合わせてお願いした。 「分かったよ。有紀がそこまで言うなら受けるよ」 彩は私をハグした。 「それじゃあ、加奈子の所に行ってくるね」 やっぱり加奈子を誘うか………。 私と加奈子は彩に振り回されまくりだな~。 特に彩の幼なじみの加奈子は今までどれだけ振り回されたのだろう。 ゾッとする。
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