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ふっと目を開けるとそこは橋の上じゃなくて、僕の家の前だった。 「あれ…?」 確か、橋の上で寝ていたはずなのに。 なんで此処にいるんだろう。 それにこの家は、僕が小さな頃に住んでいた家だ。 色々あって、今は誰も住んでいないはずなのに…。 ほのかに、灯りが灯っている。 僕が首をかしげると同時に、家の扉がガチャリと開いた。  
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