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※※※※亮の家※※※※
待ち合わせの7時過ぎ俺と亮は駐車場で今か今かと待っていた。
そこに聞き覚えのあるエキゾーストと初めて聞くだがどこか聞き覚えのあるエキゾーストが近づいてきた。
案の定それは啓介先輩のS14と速見先輩のZ32だった。
そして俺達二人はそれぞれの車に乗り込み出発した。
俺は啓介先輩の車に亮は速見先輩の車に(^ω^)
俺は峠に向かう途中に色々聞いて少しでも勉強しようとマシンガントークを繰り広げた。
だが啓介先輩は嫌な顔一つせずに教えてくれた。
車の、挙動の感じ方、ライン取り、セッティングの仕方、などなど色々教えて貰いながら話しているといつの間にやら峠の麓に着いていた。
麓に着くやいなや啓介先輩から
(啓)「行くぞ。」
たった一言から世界は変わった。
それは今まで体験したことのない
スピード感
に
スリル感
そしてなにより安心して隣に乗れる啓介先輩の
ドライビングテクニック
これらが合わさりまるで異次元にいるみたいな錯覚になる。
加速Gが来たと思えば次はブレーキングGそしてドリフトに入ると横G(^_^;)
何が起きてるかわからないがテンションだけはMAXだ。
右に左にとヒルクライムを攻める。
気が付けば頂上に到着していた。
俺は先輩のテクニックを盗もうとしていたがそんな余裕が全くなく道を見て景色を見るだけで精一杯だった(-_-;
正直心の中ではもっと見れるだろう教習所と大差ないだろうと考えてた。
でも現実は見る余裕すらなかった。
峠を完全になめていた。
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