バカテス×生徒会の一存(プロローグ)

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~from生徒会~ 「勉強はときには戦うものでもあるのよ!」 会長がまたいつものように小さな胸を張って何かの本の受け売りを偉そうに語っていた 俺以外の生徒会メンバーを見てみると深夏は「戦う」という言葉に異常に反応していた 対する真冬ちゃんはまた新型のゲームを買ったのだろうかゲームに集中し過ぎて話を聞いていなかった だか知弦さんだけは全てを知っているかのような顔をしていた 「会長、今回はまた何の思い付きなんですか?」 「フッフ~ン♪実はねこの碧陽学園と文月学園という学校とね交流会をしようと言うことになっているんだよ」 「えっ?どういう経緯でそう言うことになったんですか?」 俺は何故この変わり者?が集まる学園と交流するのか分からなかった 知弦さんが付け足して詳しく教えてくれた 「実はねアカちゃんがね他の学園と交流したいって駄々をこねて色んな学園に問いかけたら文月学園って言う学園の学園長が了承してくれたのよ」 俺はやっと理解できたこの交流は会長のワガママで起こったことだと 「それで知弦さん、その文月学園って言う学校はどんな学校なんですか?」 知弦さんはパンフレットだと思われるものを見せてくれた
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