【第一夜】
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わたしの恋人がステーキ肉と共に電車を乗り継いで、この駅に到着するまでまだ間がある。 本屋へ行こうか、CDでも見ようか。歩き出したわたしは、駅の改札口近くにある小さな店にあるものをみつけて、そこに足を向ける。 その花屋の店頭にはたくさんのひまわりがディスプレイされていた。にっぱりと笑う彼女に、よく似ていた。 わたしは、花屋の主人に声をかけた。 【第一夜・終】
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