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学校から帰ってきて、私の部屋で恭ちゃんと集まり桃ちゃんに話を聞いてもらうことにした。
『…と、言う訳なの。どーしたらいい桃ちゃん?』
お昼休みにあった出来事を全て話終わった所だ。
聞き終わった桃ちゃんの表情は、驚くどころか何かに納得したものだった。
『だから、午後の授業以降に女子達がアイツの話題で持ちきりだったわけね。耳がおかしくなりそうだったわ』
なにやら、もぅ皆にあの話題が回っているようだ。
さすが、顔だけはイケメンお兄ちゃん。
ファンがいっぱいいる様で羨ましい限りですよ。
って、羨ましがってる場合じゃなくて状況が悪化してるじゃないかー!!!
『NOー!!!!!』
大声を発するなり、現実逃避をするために布団に潜り込んだ。
『みーちゃん何事!?』
明日本当にヤバイ。
冗談抜きでヤバイ。
どうしよう。
このままじゃ…確実に私は、あのファン達に
こ・ろ・さ・れ・る♪♪
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