もう一つの存在

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静まった。 光は首と腕を気力なく垂れさげている。 と、思ったらいつも通りの正気の顔に戻った。 キョロキョロと周りを見渡している。 「こ、ここはもう一つの次元か?」 光の様子がさっきまでとは違う、どうなってんだ? 「そうだ、ここは俺達の世界と違って化学が発展した世界だ」 「た、泰斗!!無事だったのか!?」
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