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もう一人の光は考えをまとめてるようだった
しばらくして考えがまとまったのか
淡々と喋り始めた。
「二つの理の一つ身体移動の禁止。文字通りの意味でﾊﾟﾗﾚﾙﾜｰﾙﾄﾞに行くのに体と一緒に行ってはいけないという理だ。」
もう一人の光は表情一つ変えずに言った。
『な、なんで意識はいいのに体はいけないんだ？』
最初に浮かんだ疑問をぶつけた。
「それは、体と意識が僕達だからだ。身体移動の禁止と言っても、体だけなら別にかまわないんだよ。意識と体を一緒に移動させるのがいけないんだ。」
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