10人が本棚に入れています
本棚に追加
/19ページ
捺稀「はぁはぁ……」
結構真面目に走ったつもりだったが学校に着いたのは昼過ぎだった。
捺稀「門が閉まっている…」
仕方ない…飛び越えるか。
?「こらー❗」
捺稀「うわっ⁉」
ビックリした拍子にバランスを崩し倒れてしまった。
?「あはは♪ざまぁ無いね」
目の前にいる誰かが高らかに笑っていた。
捺稀「………」
?「なに?反応悪いねぇ」
俺は何も見なかった…よし!行くか。
?「あっ待って!」
無視
?「待っててば!謝るから!ゴメン」
後ろで余りにもギャーギャーうるさいので止まってやることにした。
捺稀「……何?」
?「いや…あの門を開けてくれない」
捺稀「関係者以外立ち入り禁止ですから」
?「あなただってまだうちの生徒とは決まってないじゃない」
捺稀「は?」
?「ふふん♪自慢じゃ無いけど私、けっこ~記憶力良いんだ」
?「そしてあなたはまだ私と出会っていない!つまり!あなたはうちの…」
捺稀「話が長いじゃあな」
踵を返して学校へ向かった。
?「あっあっゴメン!黙るから君の事も知っているからここ開けて!」
渋々門を開けに戻った。
?「いやぁ~たすかった~」
捺稀「で、何で俺の事知ってるわけ?」
最初のコメントを投稿しよう!