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けたましく目覚ましの音が鳴り響く。
うるさいな…
寝返りを打ち、ギュッと抱き枕を抱く。
あったかい…
しかも柔らかい…
抱き枕…最高です!
ふとここで思った。
俺、抱き枕なんて持ってないな…
じゃあなんだ?
しかも微妙にピクピク震えてる。
ゆっくり目を開けました。
はい…俺の幼なじみです。
しかも顔真っ赤…
「佳奈さん?…生きてますか?」
「…」
反応なし…
するとなんか震えが激しくなってきた…
大丈夫か…?
そろそろ旅立つんじゃね?
と、ここで幼なじみが口を開いて小声でボソッとつぶやいた。
「…おちっこ…もれしょお…」
「わぁぁぁ!?早くトイレ行ってこい!!!!」
俺はベッドから飛び上がり、素早く幼なじみをトイレに導いた。
ったく…
朝だぞ!!?
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