26人が本棚に入れています
本棚に追加
ショートのペットボトルに入ったこの物体で目を惹かれるのは、ボトルの首には「クリーミーパウダー」と書かれた袋がかかっている点だ。
この出で立ちを見た瞬間から「ピピッ」って僕の毒物センサーが反応した! ボトルの側面には、なにやら説明書きがある。
「お好みのテイストに合わせてお楽しみください」、と。 なるほど、言ってるコト自体は正しいし気が利いてる。
このカフェゼリーには自由が溢れているのだ。 しかし・・・だ。
何故か納得がいかないのだ。よくよく見ると、、、、
「STEP-1 お好みの味の目盛りまで呑んでください」
「STEP-2 クリーミーパウダーを加えキャップを締めてよく振ってください」
と書いてある。
つまり、だ。「お好みの味の目盛り」に行くまでは、「お好みじゃない味をガマンして呑んでください」ってコトになるじゃないか!!
などと、、、思いつつキャップをオープン。
飲み口にクチをつけ、ボトルを傾ける。
「ん?ん?ん?」
中身が出てこないのだ。その時点で腹が立ったが、そこは僕もオトナなのでグッとガマン(苦笑)
冷静にボトルを振り、もう一度チャレンジ!
すると・・・・中途半端なゼリーの固まりがクチの中に無造作に転がり込む。
ゼリーも決して不味くはないが、かといって決して旨くはないのであった。
ゼリーが程良く減ったので、付属していたクリーミーパウダーを入れてみる。
白い粉が雪のように黒いゼリーを覆い尽くす。
キャップを締めて、ボトルを振る。 ボトルのあちこちに溶けきらない粉が、こびり付いてなんとも言えない小汚なさ(爆)
まぁ、、、見た目で判断してはイケナイので、勇気を出して呑んでみる。
「ゲフ!!!」
クリーミーパウダーがダマダマとなり、気色悪いコト、この上ない!
企画の意欲は分かるのだが、いささか消化不良なこの商品。
思ったとおり、1シーズンで消え去っていきました・・・(合掌)
最初のコメントを投稿しよう!