1.倦怠

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  「やっば、もう11時過ぎてる」  低く、心地いい声が焦った。  え、と思った瞬間、彼は何の未練もないって感じであたしのナカからいなくなる。  軽く悲鳴をあげそうになるほどの快感が電気みたいに走って、あたしは正気に戻った。  ……終わりですか? .
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