第1詩 地底の都市

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さとり 「能力というのは一人一人が持っている力のこと。でも能力がある人とない人がいるわ」 啓士 「なるほど…ところで皆の能力は?」 さとり 「私はさっき見せたように『心を読む程度の能力』よ」 こいし 「私は『無意識を操る程度の能力』だよ~」 人それぞれだなぁ。 道大 「お燐とお空は?」 お燐 「あたいは『死体を持ち去る程度の能力』」 お空 「私は『核融合を操る程度の能力』だよ」 啓士 「………はぃ?!」 核融合…?!もしかしたら全世界の脅威……? 道大 「なるほど…いろいろあるんだね……」 微妙にだけど変な汗が出てきたよ。 紫 「それと私は『境界を操る程度の能力』ね、それじゃ二人とも私の前に来て」 その指示通りに二人は紫の前に座る。 紫 「それじゃ…はじめるわよ」 すると紫は小さなスキマを開いた。 さとり 「どうするの?」 紫 「あの子の能力のスキマを見るわ」 そう言った後、紫は精神を集中させた。
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