第1詩 地底の都市

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道大 「スゲー♪」 その後、お手玉のように水を操った後、消えた。 そして紫も帰った。 さとり 「それじゃお燐、お空。二人を部屋にあんないして」 燐・空 「はい」 そして啓士と道大は部屋へと案内された。 一応、部屋は別々になった。 啓士 「……火を創造する……か……」 手にイメージを込める。すると手の平の上に小さな炎が出てきた。 啓士 「ふぅ…」 拳を握ると炎は消えた。 はたして俺はここに馴染めるのだろうか…… 「入るよ~」 そこにはこいしがいた。 啓士 「どうした?」 こいし 「いや、啓士がなんか浮かない顔してたからさ」 啓士 「…そうか?」 頭を掻く啓士。 こいし 「そうだ!今度、地霊殿の仲間を紹介するよ」 啓士 「いいのかい?」 こいし 「うん♪啓士が早く幻想郷に馴染めるようにね♪」 啓士 「ありがとう」 啓士の顔が緩む。 この時、確かに二人の間に絆が芽生えはじめていた…
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