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「ふぅ……」
座敷に座る一人の少女。彼女の名前は古明寺さとり。ここ地霊殿の主。
さとり
「暇ねぇ……」
物思いにふける。
その時であった。襖が勢いよく開いた。
「お姉ちゃん!大変だよ!!」
彼女は古明寺こいし、さとりの妹。
さとり
「どうしたの?!こいし」
こいし
「人が倒れてる!!」
さとり
「分かったわ!こいし案内しなさい!」
こいしは分かったと返事をしてさとりを案内した。
こいし
「ここ!」
こいしが指差した先には啓士と道大が倒れていた。
さとり
「この二人…もしかして外の人間?!」
こいし
「おそらくそうだと思う…」
倒れている二人を見る。
「さとり様、どうなさいました?」
するとネコミミの少女がやってきた。
さとり
「あ!お燐!運ぶの手伝って!」
「わかりました!」
3人で倒れている2人を運んだ。
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