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- なーんてね こっちには見向きもせず、その場に座り出した。何をするわけでもなく柵越しに下の広場を見下ろしている。 その時後ろから翔が登ってきた。 「春樹?つぎ移動教室。はい、コレ。」 「ありがと。」 教科書と筆箱をもってきてくれたようだ。 「あれ?なんか落ちてるぞ。」 「えっ?」 翔が拾ったのは一枚の羽。 銀色に輝く大きな… そこにはもう誰もいなかった。
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