森の洞窟、音無

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なんだかんだ日にちは経ち、洞窟探索の日曜日になった。 章「みんなそろってるな!」 いつも皆が集合場所にしている公園に、南、章、勇二、江美はそろっていた。 皆楽しみだったのか、個々に弁当などを準備して集まったのが午前10時。 勇二が言うには町外れの森なので、ココからチャリで一時間はかかるようだ。 皆ワクワク感が爆発したのか、すぐに出発した。 着くまでに、勇二が立てたスケジュールをチャリをこぎながら皆に伝えた。 そのスケジュールとは、 11時半 森到着 12時半 昼食 1時 探索開始 見つかり次第、突入 と言うような即興で立てた計画だった。 江美「ホントにそんな洞窟あるのかなぁ…?」 勇二「長老が言うんだから間違いない!」 江美「でも、伝説だしさぁ…。」 江美も南と同様、まだ洞窟と伝説の存在を疑っているようだ。 章・勇二「きっとあるさ!!」 2人が偶然声をそろえて言った。 皆笑って雰囲気が更に良くなった。 そんな事を話してるうちに、森に到着した。 勇二「ついたぞー!」 皆「いえーい!!」 章「早速だが、探索に移りたいと思う。ココからはチャリでは行けないから端に止めておこう。」 皆は端にチャリを止めて早速森の中に入ることにした。 森の中は奥に行くにしたがって、険しくなっているようだ。 一時間ほど進むと大きな木があったので、そこで休憩と昼食を取ることにした。 南「ここまで、来たんだから絶対見つけてから帰ろうね!」 章「あったりめーよ!ただのピクニックにしてたまるか!」 勇二「そうだよな、俺達は探索しにきたんだもんな」 みんな昼食を食べ終え、再び探索を続けた。
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