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先輩はそんなおかしな
あたしに安心感を与えて
くれた。
おっきたね~もしかして
俺のファンとかでしょ
ほんとっ風呂だけは覗い
ちゃやーよ!
とか言いつつすんなり
教えてくれた。
先輩の数学のテスト用紙
の点数の方を千切って
連絡先を書いてくれた。
あたしは嬉しくて制服の
胸ポケットにしまい込んだ
そんな照れてるあたしに
先輩は
照れるとか若いねっー
とか言いながら肩を
ポンポンとされた。
あたしは力強すぎたせいか
少し肩が下がった。
ちょっぴり笑えた。
あたしと先輩のメールと
いうやり取りは貴重で
貴重で仕方がなかった。
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