咲妃

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『何だよ?ハッキリ言えよ!』 そんなにハズい事なのか?! ……!! いや…まさかな…それはないだろっ!!こんな空気でないだろ 『元カノと…アッチの経験はしたの?』 まさかのそれかぁー!! はぁ…女の子は気にしなくてよくね!? 俺はそんな事を思いながら少し黙ることにした。 咲妃がどぉいう反応をするか気になったからだ 『………』 『え…?そんな…』 咲妃は泣き出してしまった… 俺は慌てて質問に答えた 『してないよ?! だから勘違いすんなよ?!』 よしよしと頭を撫でながら咲妃を抱き寄せた 『だっ…だってぇ夏魅が黙るからぁ。うぇぇ~ん。夏魅の馬鹿~アホ~ド変態~(泣)』 ド変態は余計だろっ!! 『俺が悪かったって!!ごめんな?』 『……ぢゃキスして…? そしたら許してあげる…』 『わかったよ。瞳…閉じて?』 咲妃は瞳を閉じ唇を突き出してきた。 俺も瞳を閉じ唇を近づける。 咲妃と俺の唇が重なる… 咲妃の身体は少し震えていた キス自体初めてなのかぎこちない でもそこがすごく可愛かった。それから2人は暫く唇を離さなかった 俺は唇を離すと咲妃は寂しそうな表情だったまるで 「もぉやめちゃうの?」と言うかの様だ。案の定咲妃は 『もぉ…終わり?』 俺の予想通りになった(笑) 『しゅーりょー! キスなんていつでも出来るだろ?』 何でやめたかって? そりゃ眠いからに決まってる… 今、朝の6時だぞ?隣の人なんて起きてるんだぞ?! とりあえず寝たい…それだけだった。 『とりま寝ない? もぉこんな時間だしさ』 『私ここにいていいの?』 『当たり前だろ?俺の彼女なんだから♪ それとも俺んちで暮らす?』 咲妃は驚いて口をポカーンと開けていた。 その状態が暫く続いた…
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