4人が本棚に入れています
本棚に追加
「わかった。夏魅がそこまで言うなら心配しない!!
でもどれくらい貯金あるの??
そこが気になる…」
「いやぁ教えてもいいけど…
誰にも言うなよ?」
「言うわけないでしょ?
何で人の貯金額言わなきゃいけないのよ…
んで?どんくらいなの?」
「んーざっと150万ぐらいか?」
「……………」
咲妃は驚いて口をパクパクさせている。
相当ビックリだったんだな。
「おい!!!咲妃!!!!」
俺は咲妃に近付き身体を揺すった。すると…
「え―――――!!!!!!」
いきなり大声で叫んだ…
地球の裏側まで届きそうなくらいの大声で…
でも耳元で叫ばれた俺は耳を押さえて悶える…
「いきなり耳元で叫ぶな!!
鼓膜破れたらどーすんだ!!!!」
全く…驚き過ぎだろ
やべ…まぢで耳痛い…
まだキーンって音が響いてる
「だって150万だよ?!バイト代だけでしょ?」
馬鹿かこいつは…
バイト代だけで150万って…
どんだけバイトしてんだ!!!
って話しになんだろうが…
「誰がバイト代だけって言った?中学んときから貯めてたりしたんだよ」
「でもすごくない?高2で貯金額150万って…。あり得ないわ…
私なんて1万あれば良い方なのに」
てか1万って…中学生かお前は!!
「ま、咲妃もバイトすれば貯まるさ♪」
「私は無理!!!!確実に全部使っちゃうもん」
「そこえばる所ぢゃないだろ(汗)
なら咲妃にはお金持たせない方が良さそうだな」
「別にいーぢゃん!ホントのことなんだから♪
それで行くんなら早く行こ?」
「そーだな!その前にコンビニ行って金引き出さなきゃ」
「わかった♪準備するね」
咲妃と俺は出掛ける準備を始めた。準備と言っても荷物などは一切ない。
咲妃の荷物を片付けて財布などを持つだけだ
そして俺達は家を出た
最初のコメントを投稿しよう!