同棲

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「わかった。夏魅がそこまで言うなら心配しない!! でもどれくらい貯金あるの?? そこが気になる…」 「いやぁ教えてもいいけど… 誰にも言うなよ?」 「言うわけないでしょ? 何で人の貯金額言わなきゃいけないのよ… んで?どんくらいなの?」 「んーざっと150万ぐらいか?」 「……………」 咲妃は驚いて口をパクパクさせている。 相当ビックリだったんだな。 「おい!!!咲妃!!!!」 俺は咲妃に近付き身体を揺すった。すると… 「え―――――!!!!!!」 いきなり大声で叫んだ… 地球の裏側まで届きそうなくらいの大声で… でも耳元で叫ばれた俺は耳を押さえて悶える… 「いきなり耳元で叫ぶな!! 鼓膜破れたらどーすんだ!!!!」 全く…驚き過ぎだろ やべ…まぢで耳痛い… まだキーンって音が響いてる 「だって150万だよ?!バイト代だけでしょ?」 馬鹿かこいつは… バイト代だけで150万って… どんだけバイトしてんだ!!! って話しになんだろうが… 「誰がバイト代だけって言った?中学んときから貯めてたりしたんだよ」 「でもすごくない?高2で貯金額150万って…。あり得ないわ… 私なんて1万あれば良い方なのに」 てか1万って…中学生かお前は!! 「ま、咲妃もバイトすれば貯まるさ♪」 「私は無理!!!!確実に全部使っちゃうもん」 「そこえばる所ぢゃないだろ(汗) なら咲妃にはお金持たせない方が良さそうだな」 「別にいーぢゃん!ホントのことなんだから♪ それで行くんなら早く行こ?」 「そーだな!その前にコンビニ行って金引き出さなきゃ」 「わかった♪準備するね」 咲妃と俺は出掛ける準備を始めた。準備と言っても荷物などは一切ない。 咲妃の荷物を片付けて財布などを持つだけだ そして俺達は家を出た
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