待ち合わせ

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そして… 咲妃のいる駅前の大きな木の所に着いた… 『やっと来たね…20分近く遅刻だよ!?』 『ごめ~ん。夏魅が歩くの遅いからさぁ』 …え?いや俺のせいぢゃないでしょ(>_<) 『何で俺のせ…』 ドスッッ!!! 美桜の肘が脇腹にヒットした… 『お…お前…それはダメだろ…』 『夏魅は黙ってなさい!!』 『……はい。』 何で俺が黙んなきゃなんないんだし…いちよ俺被害者だよ?! 『ぷ…アハハハハ… 夏魅と美桜変わらないね?』 『それは咲妃も一緒でしょ!』 『夏魅…カッコよくなった?』 この子は安達咲妃(あだち さき) 俺の人生の半分以上一緒だ 『そんなことねーよ』 『うそぉー?! すごいカッコよくなったよ』 なんだろ… 咲妃に言われると照れる… その日からかもしれない… 俺が…咲妃を意識し始めたのは 『お取り込み中悪いんだけど』 美桜が嫌味っぽく言ってきた 『な…なんだ?』 『どっか移動しない?』 『賛成ー♪どこ行く?』 てか俺今日バイトなんだよな… そんな事を考えていると… 『どーしたの?』 咲妃が心配したのか俺の顔を覗き込んできた その仕草に俺はドキッとした 『いや…今日俺バイトなんだ』 『え…?』 咲妃は少し寂しそうな表情だった 『ぢゃ早く行こうよ!』 美桜はそーいうと歩き始めた。 『そーだな!行こうぜ咲妃』 『うん!!』 そして俺らはゲーセンやファミレスに向かった。 『ぢゃまた遊ぼうね!!』 『おう!!またな』 そして2人と別れ俺はバイト先に向かった。
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