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「俺のトムヤムクンが……!!」
蓋を開け、中身を見るとトムヤムクンが、甘い匂いのする液体になってた。
指につけ、舐める。
「ペロ……こ、これは」
かき氷の溶けた時の甘ったるいシロップ水になってる……。
「くっ、遅かったのね!!」
未子はがくりと膝をつき、悔しそうに地面を殴った。
「おい未子とやら、これが能力とやらの仕業なのか」
「……そうよ。世界には能力者が沢山居る、その能力を悪用する者達によって、今、世界が危機に陥っているのよ!」
やっべ、すげぇどうでもいい。
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