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「お、お嬢!まさかコイツは"鬼塚 紅"じゃないっすか?」
「それが何よ?」
「や、やばいっすよ!」
坂月と姫華が何か話している。
「ごちゃごちゃ言ってんじゃねえぞ」
私は姫華に近寄る。
「私が何で"紅姫"って呼ばれてたか知ってる?」
「べ、紅姫!?」
私の問いに坂月が反応する。
「坂月は話し分かるみたいじゃん。コイツが何したか知ってんだろ?だったら私のする事止めんなよ?」
私はそう言って姫華の頭を掴んだ。
「ひッ…!」
姫華は再び顔を青くする。
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