第04章

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「お、お嬢!まさかコイツは"鬼塚 紅"じゃないっすか?」 「それが何よ?」 「や、やばいっすよ!」 坂月と姫華が何か話している。 「ごちゃごちゃ言ってんじゃねえぞ」 私は姫華に近寄る。 「私が何で"紅姫"って呼ばれてたか知ってる?」 「べ、紅姫!?」 私の問いに坂月が反応する。 「坂月は話し分かるみたいじゃん。コイツが何したか知ってんだろ?だったら私のする事止めんなよ?」 私はそう言って姫華の頭を掴んだ。 「ひッ…!」 姫華は再び顔を青くする。
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