第01章

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悠は私の意見なんか完全無視で私はしょうがなく悠の単車のケツに乗った。 20分くらいすると見慣れた倉庫が見えてくる。 悠は単車から降りるとスタスタ歩いていく。 「…紅?」 悠は私が立ち止まった事に気付くと振り返る。 「……。仁達、私の事怒ってないかな?」 「お前そんな事気にしてたのかよ…」 悠は鼻で笑う。 「笑うな!」
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