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倉庫出発予定は夜9時。
もう待ちきれない奴等が単車を吹かし始める。
一方私は…
「おぉ~!紅似合うな!」
竜稀と仁と宏志が拍手する。
「…どお?」
私は何も反応しない悠に尋ねる。
久しぶりの特攻服だし変かなあ…。
赤は自分の色だと思ってたし。
「コイツ見とれてんじゃね?」
仁の言葉に悠の顔はどんどん赤くなっていく。
「本当?似合う?」
「…あぁ。お前はやっぱり赤だな」
悠の言葉が1番嬉しかった。
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