第07章

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倉庫出発予定は夜9時。 もう待ちきれない奴等が単車を吹かし始める。 一方私は… 「おぉ~!紅似合うな!」 竜稀と仁と宏志が拍手する。 「…どお?」 私は何も反応しない悠に尋ねる。 久しぶりの特攻服だし変かなあ…。 赤は自分の色だと思ってたし。 「コイツ見とれてんじゃね?」 仁の言葉に悠の顔はどんどん赤くなっていく。 「本当?似合う?」 「…あぁ。お前はやっぱり赤だな」 悠の言葉が1番嬉しかった。
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