第07章

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「きゃー、紅ちゃんかわいい!似合う!」 春さんがいきなり抱き着いて来た。 「…春さん、紅が死ぬ」 悠…、もっと焦ろうよ。 「あ、ゴメンゴメン」 「春さん力強いっすよ」 私は笑いながら平気な事を伝えた。 「うわお。紅可愛いわあ」 隆平が抱き着こうとしたのを私と悠で止めた。 「悠ー」 既に特攻服を着た志敦と充が遅れてやってきた。 「おせぇよ。」 悠はそれだけ言うと小さな台の上に乗る。 そんな事言ってホントは志敦と充を待ってたくせに(笑) 「こうやって見ると紅姫って噂ホントなんだな」 「志敦、嬉しい事言ってくれんじゃん」 私はどんどんテンションが上がってく。
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