一章

2/4
前へ
/15ページ
次へ
 1863年   幕末  京 暗闇の中男達は、歩いていた。 酔って居るのだろうか 男達の足取りは、フラフラしていた。 男「まったく、最近の幕府は…」 男「まったくだ!」 と、どうやら幕府のことを言っていた。すると、一人の男が、 男「最近また、風鬼(フウキ)が、人を、切ったらしい」 そう言った途端強い風が吹いた、と思ったら男達の身体は、無残な姿になっていた。 男達が、無残な姿になっている少し離れた所に、銀色の腰まである髪の少女が手に何かを持って立っていた。  少女が、持って居る物は、男達の物であった、銭が入って居る袋だった。 そして少女は、風とともに、消えた。
/15ページ

最初のコメントを投稿しよう!

71人が本棚に入れています
本棚に追加