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「受かったぁ!」
頭の悪い俺が高校合格。
できた。
「俺も!やった!」
隣の俺と同レベルの頭の持ち主は親友(?)の坂見徹。
「焦ったぁ。俺入試前に勉強一回もしなかったからな…」
「俺も(笑」
とりあえず合格したので心の大きな心配は吹き飛んだ。
しかしもうひとつ問題が…
「入学式」
別に入学式に緊張する人はあまりいないだろう。
しかし彼は極度の人見知り。
目さえ合わすことができない。
徹とまともに話せるようになったのも中二からだ。
智哉「ちょ入学式どしよ」
徹「なにも緊張することないって!むしろワクワクしちゃう!」
智哉「そうかい…」
そんな会話を何回もループさせながらも俺は徹のメールを無視し眠りについた。
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