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「おい、祐二。」
「わかっている。」
とりあえず俺達は声をかけず
何を話しているのかとそちらへ神経を集中させた。
どうやら女たちはどこからか
俺が団長、彼女が副団長に
なった事を聞いたらしい。
「あんたさぁ、祐二に近づきたくて副団長になったんでしょ?」
「ほんとわかりやすいんだよ。」
「祐二に近づくんじゃねーよ。」
と思い思いに夏希を責め立てていた。
「おい祐二、これはまずいぞ。」
将人の言葉で俺達は
夏希と女達の所へ向かった。
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