Spring

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入学当時から浮いた存在であった 俺に話しかけてきたのは こいつ一人だけだった その一人さえ面倒に感じ 軽くあしらおうとしたのだが 「お前さーこの先もそうやって  友達つくんねーつもりか?  一人より誰かといた方が  ずっと楽しいぞ!」 と、頑なに人との接触を 避けてきた俺を 人の輪に入れてくれた そして今では、唯一無二の 親友である。
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