1、失態💧

14/19
前へ
/889ページ
次へ
「…ありがとう」 社長が未だ苦しそうにうっすらと目を開けて、私を見つめた。少し涙目になっているその視線が私にドキリと突き刺さる。それはまるで毒のように私に広がった。 …ヤバィ。 私は無理矢理その視線を引き剥がして席をたつ。後ろ髪を引かれる気分とは、こういうものなのか。 「ちょっと…待ってて下さいね」
/889ページ

最初のコメントを投稿しよう!

11481人が本棚に入れています
本棚に追加