主な登場人物

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  蘇 桃花<ソ トウカ> 明るく、可愛い14歳の女の子。 田舎暮らしで、自分より下に小さな弟と妹がいる。 父と兄は戦でなくし、姉は嫁いだため、桃花と母の2人で家族を養う。 しかし、母は過労で倒れ、畑仕事だけでは家族を養えないため、貴族が集まる犀都に出稼ぎにでる事を決意。 嘩 紅麗<カ コウレイ> 嘩家の1人娘で、朝廷で宰相を務めている父を持ち、母は先王の弟の娘で王族。 可憐で少々、マイナス思考な控え目の煌雷に思いを寄せる16歳。 煌雷の勧めでやって来た桃花を気に入り、侍女にするものの、歳も近いため親友だと思っている。 後に、政治事に巻き込まれ第七妃として後宮に入れられる。 柳 煌雷<リュウ コウライ> 中央軍に所属する国王専属武官であり、将軍職。 美男子で誰にでも優しく、武勇に優れる21歳の青年。 柳家の1人息子で、父は大臣、母は先王の弟の娘で紅麗の母の姉。 仕事がなく途方にくれる桃花と出会い、従姉妹である紅麗の屋敷を紹介する。 緑 蓮峰<リョク レンホウ> 伝統ある閨国の若き国王、歳は煌雷と同じく21歳。 美男子ではあるもの、物事にあまり執着しないためか、後宮に妻を入れる事をしない。 煌雷を信頼しており、友であり良い臣下だと思っている。 大臣達が妃と煩いため「後宮に一の家から1人、女を入れて、最初に王子を産んだ娘を正妃にする」と提案。 控え目で自分に従順な紅麗を気に入る。 燕 春綺<エン シュンキ> 燕国<エンコク>の第一公主。 隣り同士な国のため、同盟として燕国から後宮に送られて来た、第一妃。 プライドが高く、常に自分が一番でなければ気が済まない。 容姿端麗で華やかさを兼ね備えた23歳。 後から後宮に入って来て、蓮峰に気に入られる紅麗を妬んでいる。  
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