スタートという名の序曲

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学校を早退して一度麗奈と別れた三人は、琴美の案内で琴美の家に向かっていた 「まさか入学した次の日にもう友達連れて来ちゃうなんて、お母さんもびっくりするんだろうなぁ~」 などと琴美が呑気な様子で言っている後ろで、進崎と迅が一方的な会話を繰り広げていた 「琴美さんの家、琴美さんの家、琴美さんの家、琴美さんの家」 「……五月蝿い」 「ちょっ、おまっwww琴美さんの家だぞ!?しかも一目惚れだぞ!?かなり一目惚れった琴美さんだぞ!?!!そんな琴美さんの家に出会った翌日にご招待されるなんて『どんな死亡フラグだよ!?』って感じだよ!!」 (………五月蝿い…) こうして進崎による少々…いや、かなり…いや、もはや夏の蚊やゴキブ(ry…以上にうざったい進崎のマシンガントークは琴美の家に着くまで続いた  
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