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遂に琴美の家の前まで来た三人は、麗奈を待ってから入る事にした
「なんかいよいよだと思うとドキドキするなぁ~♪麗奈早く来ないかなぁ?」
琴美は今か今かと待ち遠しさを隠せない
「琴美さん、今ご両親は?」
「お母さんがいるだけだよ~?」
「それって俺達がいるとまずいんじゃ…?」
琴美の母だって本当なら今、迅達が学校にいるべきということぐらい分かっているはずだからだ
「お母さんちょっと天然だから大丈夫だよ」
あなたも十分天然なのでは?
と、進崎は出そうになる言葉を飲み込んだ
そしてしばらくすると麗奈が紙袋と包み紙のようなものに巻かれた箱を持ってきた
「えっと、紙袋がW○iとして、その箱は何が入ってるの?」
「タダでお邪魔するわけにもいかないからつまらない物だけどお礼にと思って…」
「そんな気を使わなくても良いのに~!」
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