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ハンバーグを食べ終えた四人、いや、三人と食べてない一人は再び琴美の部屋に集まった
「みんな、ここにくる前の事覚えてる~?」
「…え?俺が妄想してた事?」
「私が一旦別れてから途中で何度も甘い物食べて遅れた事?」
「……………罰ゲーム……」
「迅君正解、大正解~!!」
パチパチと手を叩く上機嫌な琴美
迅の解答に「「あぁ~」」と思い出す進崎達
「そういえば、負けたら勝った人の質問に何でも答えるんだっけ?」
麗奈の再確認に笑顔で琴美は頷いた
「で、当然の如く勝者は迅で、敗者は…」
言いかけた進崎を三人がジッと見る
「………俺だぁぁああ!!!」
「でも、この組み合わせはつまらないわね…変えましょ」
「そうだね、変えよっか~」
叫ぶ進崎は期待ハズレだった為に却下され、別の組み合わせを考える方針に
「問題は組み合わせの決め方ね…」
―――――キラーン
「なら罰ゲーム形式自体を無しにして、これにした方が盛り上がるはずだッ!!」
またも叫び立ち上がった進崎の手には、四本の既に半分に割られた割り箸が…
「割り箸で決闘する気?ダサいわね…」
「違いますヨ!割り箸と言ったら有無を言わず王様ゲームでしょうが!!」
王様ゲーム…それ則ち進崎のような奴が王様になると危険なゲーム
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