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洸はイプサムに乗り込んで絶句した。
イプサムのタコメーターに10の数字があったのだ。
「な…に?これ」
そしてタコメーターの隣には360km/hスケールのスピードメーターが付いているのを見て
「この車200psしか出てないのに360km/hも出るのか?」
洸は唖然としている。
「いや、ノバケンとのバトルが終わったらそのイプサムのエンジンを載せ変えようかと思ってね」
有太は笑顔で答えた。
「どんなエンジン載せんの?」
洸は聞いた。
「ん…まだ決まってないけど、それなりのいいエンジンを載せるつもり」
洸はその「いいエンジン」にとても興味が沸いた。
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