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洸は早速有太のチューニングショップ「フクシマモータース」に足を運んだ。
そこには10台程のバリバリ改造されたイプサムがならんでいた。
洸は手持ちの70万でイプサムを出来るところまでイジってもらうように頼んだ。
「もちろんいいよ」
有太は頼まれると断れない人だ。
「じゃあ来週の月曜までに仕上げておくよ。」
そして有太は急いで洸のイプサムを改造し始めた。
「まずはエンジンだ。この車、カタログ値の135psも出てないだろうな…」
シャーシダイナモで測定してみた。
やっぱり120psしかでてなかった。
まずエンジンを綺麗にし、エンジンオイルを交換した。
それだけで132psまで上昇した。
「有り得ねえ…どんだけエンジン汚かったんだよ」
そしてイプサムの心臓、3S-FEにSARD製のタービンキットをつけてみた。
そしてワンオフのマフラー、インタークーラーをつけて一応パワー測定。
有太がイプサムのアクセルを踏んだ途端、マフラーからイプサムとは思えない爆音が鳴り響いた。
パワーは3S-FEにしては頑張った、185psを絞り出していた。
そして足回りをフクシマモータース・スペシャル(以下FMS)の物に交換し、今日の作業を終えた。
明日はいよいよフルエアロの製作に取り掛かる。
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