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「出たな!」
アキラは勢いよくそちらを振り向き、1秒。
「……誰だっけ?」
「ちょおっ!」
アリスは、助けを求める様に周りを見る。
目が合ったヒヨリは、今にも「ケヒョケヒョ」言い出しそうな顔をしている。
ミストに至っては、こちらを向いてすらいない。
アリス、涙目。
「ふ、ふん――」
「――別に、前からいたキャラとして扱ってもらおうなんて、思ってないんだからね! そんなノリに誰も乗ってこなくて、寂しくなんかぼぐぁっ!!」
アリスの拳が、マスターの鳩尾にクリティカルヒット。
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