第1話 猫探し

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ざまあ。 アリスは少し顔を赤らめながら、必死に言い訳、もとい、自爆を始めた。 「べ、べつに! 新しいシリーズだからって、全員顔見知りの設定で始まると思ってなんか、ないんだからっ! 勘違いしないでよねっ!」 しかし、アキラはまったく違うところに、半笑いで突っ込む。 「ツンデレ? ってか、セリフがテンプレすぎるだろ」 そこへ、今度はきっちりと話を聞いていたミストがとどめをさす。 「というか、そういう設定で合っているはずですが……」 アリスは泣きながらどこかに走り去っていった。 それと、ギルドにケヒョケヒョという笑いが響き渡ったのは、言うまでもない。
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