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ざまあ。
アリスは少し顔を赤らめながら、必死に言い訳、もとい、自爆を始めた。
「べ、べつに! 新しいシリーズだからって、全員顔見知りの設定で始まると思ってなんか、ないんだからっ! 勘違いしないでよねっ!」
しかし、アキラはまったく違うところに、半笑いで突っ込む。
「ツンデレ? ってか、セリフがテンプレすぎるだろ」
そこへ、今度はきっちりと話を聞いていたミストがとどめをさす。
「というか、そういう設定で合っているはずですが……」
アリスは泣きながらどこかに走り去っていった。
それと、ギルドにケヒョケヒョという笑いが響き渡ったのは、言うまでもない。
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