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「ディモールト!」
(素晴らしい)
「さすがに天才ハッカーと異名を持つだけはあるな。ダテよ!伊達だけに!!
ウヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!」
ダテは、目の前で狂気染みた笑いをする男に、苦笑いを隠しながら訪ねた。
「チーフ。そういえば、今回の任務はワダさんの担当だったのでは?」
「ああ…ワダ君かね。
彼なら出張はお断りとか言ってたから、個人的なリサーチを頼んだ」
「チーフぅうう!」
「噂をすればワダ君の様だ」
ワダは、黒いファイルを、何冊も両手に抱え、おぼつかない足取りで歩いてくる
「うわっ!」
そして、お約束と言わんばかりに床に、ファイルをブチまける
それを見てマツオカは軽くため息をついた
「ワダ君。何を遊んでいるんだね君は?」
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