その後

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家に帰りネットで調べた。  多発性骨髄腫とは・・・ 多発性骨髄腫(たはつせい こつずいしゅ)とは、骨髄の中の「形質細胞(けいしつさいぼう)」という細胞ががん化する病気で、「血液のがん」ともいわれます。一般に、多発性骨髄腫は緩やかに進行する病気です 多発性骨髄腫は、病変が同時にいろいろな体の場所で発生するので、「多発性」と呼ばれますが、「骨髄腫」または「形質細胞性骨髄腫」とも呼ばれます。 形質細胞とは、「免疫グロブリン(めんえき ぐろぶりん)」と呼ばれる細胞を生産しています。免疫グロブリンは感染を防ぐという大切な働きをしているタンパク質の一種なので、それを生産している形質細胞はとても重要なものなのです。 形質細胞はいくつかの種類の免疫グロブリン(構造上 10種類)を生産しています。しかし、形質細胞がガン化してしまうと、「Mたんぱく(単クローン性たんぱく)」という免疫グロブリンだけを大量に生産するようになり、正常な免疫グロブリンが減少してしまいます。 正常な免疫グロブリンが減少するということは、免疫機能が低下するということになります。そうなると、様々な感染症(肺炎など)にかかりやすくなってしまいます。 さらに、がん化した形質細胞(骨髄腫細胞)は、どんどんと増殖していって、骨を破壊していきます。
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