第1章 闇に隠れた死

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翌日の6月14日。 昨日の疲れが吹き飛ぶくらいよく寝た。 今日は同じ大学の親友である田中宏と赤羽浩二に会う予定だ。 赤羽は俺と高校が同じで、三年間同じクラスだったので、一番信頼出来る親友だ。 田中も大学の入学式で知り合い、かなり仲が良い。 赤羽は高校時代、かなりモテていた。 長身でバスケ部所属で秀才。性格は大人しく、かなり優しい。俺も憧れたくらいだ。 一方田中の性格は、かなり騒がしく、滑稽だ。しかし憎めないキャラで、俺は親友として好きだ。 性格が真逆の二人。その間に俺が入る感じだ。 俺は大学に行く準備をする。 飯を食い、着替え、歯磨をし、家を出た。 時刻は9時。 晴天で、気持ちの良い朝だった。
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