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リビングに大きな袋を持って来たハンギョンは、僕に「何が好き?」とその袋の中身を見せた。 「…おい、カップラーメンばかりじゃないか。 どうすんだ、乾麺ばかり食って肝臓悪くする気か?」 「お腹空いたらすぐ食べれるだろ。」 帰ってくるなり、カップラーメンにお湯を注ぐハンギョン。 腹が減ってるのか…少しは気づけよな。 「ハンギョン」 「ん?」 「これ、貰っていいのか?」 白い首を前に突き出して鈍感なハンギョンに、部屋にあったネックレスを見せる。
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