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バスの中で揺られながら、あくびを連発し目を閉じた僕の横でマネージャーが苦笑いする。
「ハンギョン、昨日は何時まで起きてたんだ?」
「うーん、呑み過ぎた…」
「まさかこっちに女でもいるのか?」
「そう、ヒチョルと。」
「…羨ましいなぁ。」
眠気が収まらず適当に応えると、後ろの席からウォークマンをつけたままのシウォンが呟いていた。
何もなかったかのように朝を迎えた僕は、Mのメンバーと一緒に収録先へ向かっていた。
ヒチョルは違う仕事があったようで、起きたらすでにいなかった。
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