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(そうでなければいけない理由が、今の僕にはあるのだろうか…?)
「……ん?…さん、ハンギョン兄さん!?」
「…え、」
気づくと、隣にいたシウォンが心配そうにこちらの様子を伺っていた。
「兄さん、大丈夫ですか?今…すごく悲しそうな顔してましたよ?」
そう言いながら、彼は自分の手を僕の頬に伸ばした。
そしてゆっくり撫でてくれる。
…随分、過保護な男だと思う。
言葉の壁さえクリア出来たなら、シウォンとチョウミがリーダーでこれからも十分やっていけるかもしれない。
僕は、自分が抜けた後のメンバーの役割を想像している僕自身に驚いた。
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